おや、森の見張り番のマリオネットババの白い鳥が帰って来てるわ?
何かあったのかも?おっ、ほほほほ。
森の様子でも見に行って来ますわね~(ブライド )
魔法で森に飛んだブライドはダレンを見つけました。
あっ、ブライドおばちゃん、僕を助けに来てくれたんだね(ダレン)
今助けてあげるから待ってて。
プラテ?プリテ?ん?マキシミリアン?プロテリアン?(ブライド)
あらぁ~悪魔払いの魔法まだ私マスターしてなかったかも?(ブライド)
「このバカものめが!!日々の修行が足らぬ者がこのわしの魔力に刃向かえるとでも
思っておるのか?」 (チェアーブラック)
美容サロンで毒気も抜かれちゃったから私の魔力も半減してしまったのね。
(ブライ
ド)
ブライドおばちゃん…(ダレン)
あれぇぇ、誰か助けに来てぇぇぇ~(ブライド)
魔女の館では、チェアーブラックに捕まった
ダレンたちの様子が、水晶玉にも小さなビー玉にも写し出されていました。
やれやれ、助けに行ったはずのブライドばぁが捕まっておるわい(マリオネットおババ)
あれほど真面目に勉強せぬと、いざという時困るのは、自分じゃと言うたのになぁ。(おたね)
わしらが行かんとならぬかのぉ。ふぉふぉふぉ(おかね)
ダレンを助けた時に涙を流したお嬢ちゃんの愛の成分は、わしはもう採取しておいたがの。
ほっほっ(おたね)
おたねババはしっかりしておるのぉー(おかね)
そおょ、わしの得意技はこのエキスを種にして魔法をかけ宝石にする事じゃからの。
まあ、言わば魔法石のコレクションなんじゃけどな。(おたね)
星の国に帰すとなると、あとふたつ必要になるのぉ。愛と勇気と(おたね)
希望ですね(ダレン)
残り2つのうちの
勇気ならダレンおまえに備わっておるようじゃな。(おたね)
えぇぇ…分かるんですか?だから僕はなかなか泣けないのか…(ダレン)
おっほほほほほほ、おーほほほほほほほ
なんだぁー?ブライドおばばのその高笑いは…(つかさ)私がただ捕まって居ただけと皆
様お思いでしたの?
そう言いながらブライドは小さな小瓶を差し出しました。
これは貴重なダレンちゃんの「汗」ですのょ(ブライド)
ふーむ、まあダレンは世俗にまみれておらんから、なんとかなるじゃろ(おたね)
後は希望のエキスを探す事だけじゃな。一番入手困難な希望のエキスなのじゃが…(おたね)
その頃、マリオネットおばばの使いの鳩がフォーちゃんを迎えにきました。ふぉーきに
乗るのが疲れたのか飛行船にフォーちゃんは乗ってますね。
マリオネットおばばの飼い鳥の飼育係をしている聖くんがおりこうさんでした。
怪我はしてませんか?頑張りましたねと優しく白い鳥を誉めています。
マリオネットおばばの飼い鳥が戻ったと言う事はフォーちゃんが
魔法館に着いたということですね。