僕はダレン。月も綺麗だし一緒にいかないか?


君を此処へ連れてきたかったんだよ。
でも、その赤いキノコは毒だから食べちゃだめだからね。

あっ、それから僕の友達のマリオネットおばばさんを紹介するね。
顔はちょっと怖いけどとっても優しい魔女さんなんだよ。



 
 ダレンはマリオネットおばばの招待で、魔女の屋敷に初めて入りました。
ここにはマリオネットおばば おかねさん、おたねさん ブライドちゃんの4人の魔女
が住んでいます。それから不思議なカエル子ちゃんも。
ピンクのリボンをつけたブライドちゃんはダレン君を見てとても気に入った様でした。
ダレン君 ビックリしなくて大丈夫だからね。
さあ ダレンや この屋敷を案内してあげようかえ。(おばば)

嬉しいな~。魔法の本もいっぱいあるし 楽しそうだね。
僕にも魔法を教えてくれないかな。(ダレン)

ちょっとぉ 私がここにいるのに 無視して行かないでよ~~。
おかんが黒の魔女服作ってくれたんだ。 
私つかさって言うんだよ。よろしくね(つかさ)







 ダレンちゃん、魔女の館の秘密のドールハウス
(マダムフォーサイスと呼ばれてます )にでも、いっしょにいかない?

そういうなりブライドちゃんはドールハウスに魔法をかけました。


何を言っているのだろう?
不思議な呪文だな。そのうち僕は 眠たくなって、、、、、、
体も小さくなっていく(ダレン)

小さくなったわね。おほほほほ、あなたも一緒に連れて行ってあげる。
さあ行きますわよ。(ブライド)
ブライドちゃんは、魔法を使って体を小さくして、
ダレン君を連れてドールハウスの中へ入っていきました。





まあ ブライド様お久しぶりでございます。
あらまあ!可愛い坊やを連れて 
ご結婚でもなさったのですか?
いつ見てもお美しいですわ。(デザイナーバレンタイン) 

 
あら~~~ わたくし おっほほほほほほ ~~~。
今日はドレスをお願いにきましたのよ。

黒で素敵なのをお願いしますわね。(ブライド)


このお店 なんだか面白そうだな。 
おもちゃもいっぱいあるぞ。(ダレン)


あれ?あの子 何処かで会ったことがある気がするけど
どこでかな?
思い出さないけど、なんだか懐かしい気がする。(くり坊)



 さて、その頃 魔女の森では、つかさちゃんたちが魔法の
練習をしておりました。
魔女入門は箒に乗って空を飛ぶことなんだけど 
うまくできるのかしら。


いつまで掃除をしているんじゃ。そろそろ飛ばんか?
特別に補習しておるんじゃぞ。
料金はおかんに請求するぞぇ(マリオネットおばば)

 
マリオネットおばば~~そんな酷なぁぁぁ
好きで掃除しているんじゃないんだから。
あ~~!フォー子の方がちょっと浮かんでる!それにしても
ダレンはいったい何処へ行ったんだ?
ブライドおばばに何処かに連れて行かれたのかな?(つかさ)




 その頃ダレンくんはおもちゃがいっぱいある 夢のようなお店の中にいました。

 わ~~ 凄いよ!凄い!可愛いクマさんに車にお人形もいっぱいあるね。
 ねえ ブライドおばちゃん、僕にひとつ買ってくれないかなぁ。(ダレン)


 安いよカァー、久しぶりのお客さんカァー、だから安くしとくよカァー。
(店番のカラス)


 あれ~~ お客さんだね?二階で福ちゃんのスペシャルエクストラコーヒーご馳走するよ~
これ飲んだら眠れないから福ちゃんは二倍働けるんだぁ。(福ちゃん)


でもね、このお店で長くいるとドールハウスの住人になってしまうのです。
魔法がきいている間だけしかいられません。
楽しいからって 遊んだりしてるとさぁ大変、帰れなくなりますよ。




 ブライド様 お洋服を大至急 お作りいたしました。
お美しいから良くお似合いですわ。惚れ惚れしちゃいます~。
あら!!でもそろそろ帰らないと、ドールハウスから
出られなくなってしまいますよ。(バレンタイン)
 
ブライドおばちゃん、早く帰らないと。 
ずっと居られても困るし。。(いしの)

おっほほほ そう一時間しかいられないのよね。
 さてダレンはどこかしら?
置いていくわよ。でも、置いて帰ったらマリオネットおばばに私が酷くしかられてしまうわね。

ああ、ダレンそこにいたの。さあ 私と早く手を繋ぎなさい。(ブライド)

まだ遊んでいたいな~~。
ブライドおばちゃん絶対又つれてきてね(ダレン)



(ところかわり、緑の子の家の前では)
たしか・・・私は天の川のお掃除していたはずなんだけど?
あれれれ~~落っこちちゃったのかしら?
でも、上手に着地が決まったみたい。(なちゅれ) 
此処はいったい何処なんだろう。
女神様にきっと怒られちゃうな
わたし、そそっかしいから。(なちゅれ) 
 なちゅれちゃんはどうやったら星の国に戻れるか困っていました。
困ったな。どうしよう。(なちゅれ) 

後ろの扉が開いて緑の子がでてきて言いました
(ジュリアちゃん家 緑の子)

星の国って あの空でキラキラ輝いている星のことかい? 
オレは空を飛べないし、、、 
そうだ! 弟が魔女の館で働いているよ。 そこの魔女に頼んだらどうかな。(緑の子)
緑の子に道を教えてもらったなちゅれちゃんは、魔女の館の方へ森の道を歩いていきました。






マダムフォーサイスから帰ったダレン君は、一人で魔女の森の中で遊んでました。
なんだか面白い椅子のような木があるなぁ~~
僕は王様だぞ。えっへん。似合うかな。(ダレン)

あっ、人の声がするわ。森で男の子が遊んでる。
あの子に道を聞いてみようかな。(なちゅれ)

それから、森の中で出逢った二人は、すっかり仲良しになりました。
星の国に帰れるように魔女さんにお願いしてくれますか?(なちゅれ)
うん、ぼくといっしょに魔女の館に行こうょ(ダレン)

あれ?なんだかおかしいな?(ダレン)
どうしたの?(なちゅれ)
僕の体が動かないんだよ(ダレン)

その時です。木の葉は舞い上がり辺りは暗くなり、もうあの白い鳥も消えていました。

カァーカァー

「ブッフォフォフォフォフォ、我が名はチェアーブラックなり」

それはダレンの座った椅子のような木に宿る悪魔が現れた瞬間でした。

「わしを椅子だと思って座った者を逃がしはせぬぞ」

ダレン君、早く逃げて(なちゅれ)
体がしびれて数歩しか歩けないょ(ダレン)

だれかー、だれかぁー、
たすけてー (なちゅれ)





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